当山の由緒
当山は、室町時代中期に開山したと伝わります。
開山は円威和尚、二世円成和尚であり、ご本尊様である聖観音菩薩像は、開山円威和尚の追善のために、二世円成和尚が造立されたとの記述が残っております。
それによると、聖観音菩薩像が安置されたのが長禄三年(1459年)。
その二年前に円威和尚が入寂されたと記されていますので、少なくとも当山は1450年代には開山していたことがわかります。
以来、550年余。檀信徒並びに地域の方々とともに現代に至っているということに、大きな仏縁を思います。
合掌